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ワーナー・ブラザース・ディスカバリーは、米国のDTC（Direct-to-Consumer）部門が史上初めて黒字化したにもかかわらず、11億ドルの四半期大赤字を計上した。
同社は、前四半期から160万人増の9,760万人のストリーミング加入者を獲得して四半期を終了した。
CEOのDavid Zaslavは、米国におけるDTC事業の2023年の黒字化について、予想を1年前倒しして達成する見込みであると述べている。
米国のDTC分野は、当四半期に5,000万ドルの利益を計上し、プロフォーマ合算で前年同期比7億400万ドルの改善となった。
ワーナー・ブラザース・ディスカバリーのストリーミング部門責任者であるJBペレットによると、国際的にはストリーミングは依然として赤字であった。
Warner Bros. Discoveryは、HBO MaxにDiscoveryのコンテンツを追加し、今月末に米国でMaxとしてサービスを再開する。
ザスラブは以前、ストリーミング事業が2024年までに損益分岐点、2025年までに黒字になると約束していた。
同社は、昨年数千人の従業員を解雇するなど支出を減らし、多額の債務負担を軽減することで、フリー・キャッシュ・フローを増加させようと試みている。
同社のケーブルネットワーク部門の当四半期の売上は、前年同期比10％減の56億ドルとなった。
ケーブルテレビを解約する顧客が増加したことにより、配給収入は為替を除いて3％減少した。
広告収入は、当四半期において14％減少した。
