アツシマンダイβ

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株式市場の適切な調整は、経済や相場にはプラス

   

昨夜の米国株式市場は久々にヒヤッとする下げだったようです。

NYダウは、1,175.21ドル下げました。これは4.6%の下落にあたります。

日中は一時1,600ドルを超える下げで、ロイターは日中の下げとしては額面で過去最大だと述べています。(比率だと過去最大ではありません)

[ニューヨーク 5日 ロイター] – 米国株式市場は荒い値動きの中、大幅続落して取引を終えた。ダウ工業株30種は一時1600ドル近く下げ、日中の下げとしては過去最大を記録した。最高値からの下落が加速し、S&P総合500種とダウ工業株30種は2011年8月以来の大幅な下落率となった。

さて、この下げをどう考えれば良いでしょうか。

適切な調整は、長期的に見て、相場にとってプラスだということです。

基本的に経済というのは、みんなが借金をして事業などに投資することで大きくなっていきます。しかし、こうした借金が特定の資産に過剰に投資されると、バブルの形成と、その崩壊によるリセッションのリスクが高まります。不動産や不動産担保証券への過剰な投資によるバブルが崩壊したリーマンショックのように。もしくは、インターネット関連銘柄なら何でも上がったドットコムバブルのように。

バブルの形成と崩壊ではなく、好景気が長引いて、経済が正しく実質的に成長していくためには、緩やかにインフレが続き、緩やかに長期金利が上昇し、FRBも緩やかに利上げをするというのが、一番良いのです。

ここのところ、トランプ大統領の減税プランの影響もあり、長期金利がズンズンと上がっており、インフレを警戒してFRBの利上げペースが上がることが懸念されていました。

実際のところ、1月に2.6%までスルスルと上がり、長期金利が上がりはじめたなんて言っていたら、あっという間に2.8%を超えるところまで来ていたというのが先週末です。

今日、長期金利は2.7%あたりまで落ちており、今回の下げは適切な調整だと考えられます。

急なインフレのプレッシャーが減り、FRBも通常運行できれば、それは経済にも株式相場にも長期的にみてプラスの方が大きいのてす。

ここのところS&P500のPERは19倍に迫っており、少し割高感がありましたが、この下げで米国株式も買いやすくなったのではないでしょうか。

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