アツシマンダイβ

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『私、いつまで産めますか?~卵子のプロと考えるウミドキと凍結保存~』を読みました。

      2017/11/26

『私、いつまで産めますか?』を読みました。

気になった点のメモ

社会的な話など

・卵子老化キャンペーンが裏目に出て、アラサーの結婚が難しくなっている。

・結婚はしたくないけど、子どもは産みたいという女性は増えている。しかし、シングルで、精子バンクの精子を使って産むというのは、もし子どもに障がい等があった場合の納得感も得にくく、すべての責任が母親一人にのしかかるので、現時点では、あまり現実的ではない。

・国などは出会いの支援に走りやすいが、まずは、結婚していて、産みたいと思っているが、なかなか妊娠しないといった人たちを支援することが、子どもを増やすためには重要。

・一回の体外受精治療でかかる費用は30万円〜70万円で、自費診療である。40歳になると、子ども一人を授かるために平均して1000万円がかかるし、それは平均であって、1000万円かければ子どもが産めるわけではない。不妊治療は若いうちのほうが妊娠出産できる確率が高い。お金がなくてもローンを活用できる。

・体外受精治療は自費診療だが、自治体の特定不妊治療助成制度を利用すると、年間所得が計370万円未満の夫婦には、一回の治療につき最大15万円が支給される。ただし43歳まで。

・アメリカでは自分の卵子で体外授精の治療を受けられるのは37歳まで。それ以降は、若い卵子を買って体外受精治療を行う「エッグ・シェアリング」が活用されている。

・卵子は凍結保存できる。凍結保存した卵子は老化しないので、妊娠率も下がらない。一度の採卵治療で卵子が何個取れるかはわからない。

・凍結保存すると、そのあと早めに相手を見つけて結婚する人が多い。心に余裕が生まれるのと、母親意識が強くなるため。

数値関連

・年齢別の体外受精で妊娠する確率は、25歳で27.7%、30歳で26.6%、35歳で22.9%、40歳で13.6%、45歳で2.2%。

・年齢別の体外受精で出産できる確率は、25歳で20.9%、30歳で19.9%、35歳で16.3%、40歳で5.3%、45歳で0.6%。妊娠率との差分は流産など。

・年齢別の流産の確率は、25歳で13.1%、35歳で20.3%、40歳で42.3%、45歳で64.5%。

・年齢別の妊産婦死亡率は、20代で約3.5%、30代で約4%、40代前半で約8%、45歳で約18.5%。

私、いつまで産めますか?

結婚していて子どもが欲しいカップルの支援が大切など、とても勉強になる本でした。

 

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